小学生でも簡単な読書感想文の書き方にコツはある?3年生が実際に書いた方法紹介!

生活

夏休みにある小学生の学校の宿題、考えるだけで気が重たくなります。小学生の宿題ですが、一人で全て終わらせられるとは思えず、私の宿題ではないかと感じます。

我が家は共働きで、平日は児童クラブに行っており、私が関与できる時間が限られています。

そんな2024年、我が家の次女3年生が夏休みの宿題としてチョイスしたのは読書感想文…。

ママー、学校で読書感想文の課題図書を借りてきたよ!これを借りた人は読書感想文を書くんだって!

読書感想文⁉自分でできるの?(きっとこの後書き方を教えないといけないけれど、わからない…)

困った挙句調べたところによると、小学生でも読書感想文を簡単にするための書き方や効率的な読み方があり、付箋やメモを活用して構成に沿って書くとよいことがわかりました。

読書感想文の書き方に困っていたあなたに、簡単に読書感想文を進めるための詳しい方法を紹介します。

肩の荷が重い読書感想文を簡単に終わらせて、夏休みをエンジョイしましょう!

小学生でも簡単にできる読書感想文書き方とコツ

小学生の読書感想文を簡単にする書き方はコツがあり、本を選ぶ→読む→構成を作る→書く→直すという5つのステップに沿って進めるだけで完結します。

読書感想文を書くにあたって必要な内容を拾っていくために、読みながらポイントとなる部分にマーキングすることがおすすめです。

次に小学生の読書感想文を簡単にできるステップの詳細と、マーキングの方法やツールを紹介します。

わからないことが多いと難しく感じてしまいますが、書き方やコツを理解してから進めることで、簡単に終わらせることができるのです。

書き方を理解すると小学生でも簡単にできるコツがあることがわかり、感動です!

読書感想文の簡単な書き方

読書感想文を漠然と読んで書こうとすると、難しいと感じることで挫折したり時間がかかりすぎることがありますが、以下の5ステップに沿って進めるだけで完結します。

読書感想文ステップ
  1. 本を選ぶ
  2. 本を読む
  3. 感想文の構成を考える
  4. 書く
  5. 仕上げと見直し

①で本を選ぶ際には、興味があるものを選ぶとよいでしょう。

上手に書こうとして難しい本を選ぶことは、ハードルを上げてしまうことにつながるので注意が必要です。

②で本を読むときには、後で感想文を書くために必要になる部分をマーキングしたり、メモを取っておくと次のステップで困らずにすみます。

③感想文の構成を考えるでは、決まっている構成の中身に何を書くかを考えます。

④書くでは、実際に構成シートに入れた内容を原稿用紙に書いていきます。

⑤仕上げと見直しでは、漢字や表現の間違いがないか確認してお直しをしましょう。

親や兄弟といった書いた本人以外に読んでもらうことで新しい気付きを得ることができるでしょう。

読書感想文のステップはわかったけれど、まだ簡単だと思えない…

次に、簡単にするコツを紹介します。

読書感想文を簡単にするコツ

読書感想文を簡単にするコツは、①事前に構成を確認してから読むこと②読みながらポイントとなる部分をマーキングしておくことです。

読書感想文のポイントは、本に書いてある内容を書くのではなく、内容を通して自分の感情がどう動いたか、心がどう感じたかを書くということです。

本の内容を書いているけれど、感想が入っていない!ということにならないように、本を読みながら「感じたこと」「思ったこと」をメモしたり、付箋を貼っておくとよいでしょう。

小学生が表現できる感情として、読書感想文中でできる表現の例としては以下のものがあげられます。

うれしい・たのしい・幸せ・ワクワクする・感動する・心が温かくなる・胸がいっぱいになる・ドキドキする・興奮する・ほっとする・安心する・落ち着く

悲しい・涙が出る・胸が痛くなる・腹が立つ・怒る・イライラする・怖い・びっくりする・震える・がっかりする・残念・期待外れ

驚いた・意外だった・同じ気持ちになった・共感した・わかった・不思議に思う・どうしてと思う・わからない

学年の成長によって表現は変わってきますが、お話を読むことを通して自分の心がどう感じたかをメモしておきましょう。

読書感想文を簡単に書くためのグッズ

読書感想文を簡単に書くためには、付箋メモやノートをつかって要所を読みながらひろっておくとよいでしょう。

付箋の場合には、付箋に感情を記入しておくことで構成を入れる時にやりやすくなります。

付箋は文章の場所に直接貼れて感情の記入もできるので、後で見返すときにも簡単で、付箋貼る作業自体も1つ1つの達成感があっておすすめです。

ノートの場合は、ページ数と文章と感情をメモしておきましょう。

せっかくノートに書いたけれど、読んでいるうちに何をその場で思っていたか忘れてしまったという問題を防ぐことができます。

小学生の簡単読書感想文構成は?テンプレートシートも紹介!

小学生の読書感想文を簡単にする構成は

  1. はじめ
  2. あらすじ
  3. 感想
  4. まとめ

の4ステップで書くことがおすすめです。

小学生の読書感想文を簡単に行うための構成テンプレートには様々な種類がありますが、ステップの数が違っても内容はほぼ同じです。

読書感想文に構成が決まっていて、テンプレートもあるなんて、びっくり!

テンプレートにあてはめていくだけで読書感想文ができあがるなら、小学生の子どもだけでも簡単にできそうです。

読書感想文の構成

読書感想文の構成は、①はじめ②あらすじ③感想④まとめで完結します。

小学生の読書感想文は、低学年で800文字程度、中~高学年で1200字程度が目安のものが多いです。

我が家の次女小学3年生の目安文字数(800字で書く低学年の文字数)と、内容を表にまとめました。

構成目安文字数内容
①はじめ約200字(150)本を選んだ理由
どのような本か
②あらすじ約300字(200)内容を簡単にまとめる
ざっくり短く!
③感想約500字(350)本を読んで感じたこと、考えたこと
具体的場面やせりふを引用して、自分の意見をいれる
特に印象に残ったシーンと、そのシーンで自分の感情がどう動いたかを表現する
④まとめ約200字(100)本を読んで学んだこと
今後の自分にどう役立てたいか
本を読んで変わったこと

【1200文字というとそんなにたくさん無理…と思いますが、構成に分けて文字数を考えると意外と少ないですね。】

この上の↑【】内の文章だけで50文字あります。

ママ、意外と200文字って少ないね!

最初1200文字なんて無理!と怒っていた次女は、この説明でハードルを低く感じることができたようです。

読書感想文構成シート

読書感想文の構成シートは、読書感想文を書く際のアイデアや内容を整理するためのツールで、アイデアを視覚的に整理することができる比較的作成の自由度が高いものです。

構成シートを確認してみると、構成の分け方に差がありましたが、どの構成シートも書いていることはほとんど同じだなと感じました。

構成シートは、感想を書く前の準備段階でアイデアを整理するために使用すると効果的です。

構成シートを手元に準備して本を読むことでも、まとめやすくなりそうですね。

読書感想文テンプレート

読書感想文のテンプレートは、読書感想文の具体的な書き方や構成を示したフォーマットで、書く内容が決まっていることが多いです。

実際に感想文を書く際に、具体的な文字数や雰囲気の目安を知るための補助として使うのがよいでしょう。

このようなツールを使用すれば、まとめるのが苦手な子どもでも簡単に書くことができそうですね。

↓小学校3年生の1200字、作文の見本を作ってみました↓

小学生の簡単読書感想文書き方原稿用紙ルール

ここまで小学生の読書感想文を簡単にする内容を確認してきました。あとは原稿用紙に書くだけですね。

本を読んで簡単に構成を決めたら、原稿用紙に書いていきましょう。

ママー、内容も決まったから原稿用紙に書いていい?どのマスに書いたらいい?

原稿用紙なんていつも使わないからわからない…

小学生の読書感想文で避けて通れない原稿用紙の書き方についても、調べてみました。

小学生の読書感想文の簡単な書き方として、タイトル・名前の書き方、改行や句読点のルールを次に紹介します。

原稿用紙に最後まで全部書き終えたら、忘れずに誤字脱字を確認しましょう。

タイトルや名前の書き方

①タイトルは原稿用紙の一番右の列に、上から3マスあけて書きましょう。

タイトルに迷ったら、【「本のタイトル」を読んで】とするといいでしょう。

②名前はその次の行に、一番下に1マス空欄を入れるようにして【苗字□名前□←一番下のマス】書きます。苗字と名前の間は1マス開けます。

③その次の行から、本文を書き始めます。大きい塊ごとに、最初に書き始める時のみ一番上を1マス開けましょう。

これは教科書にのってた気がする!簡単だね。

改行や句読点の書き方

Z会作文クラブより

次女から聞かれた改行と句読点について次に紹介します。

Q
改行はいつするの?
A

新しい段落を始める時・会話文を書くときです。段落の終わりで改行になるときは、次の段落の最初の行を1マス開けて書きます。

Q
句読点「、」「。」の書き方を教えて
A

句点「、」文の途中に、読点「。」文の最後に、他の文字とは別に1マスに1つ書きます。行の最後に句読点が来るときは、最後のマスに他の文字と一緒に書きます。

原稿用紙に慣れ親しんでいない親世代も、これで安心ですね。

原稿用紙の書き方もわかったので、あとは書くだけです。

誤字脱字の確認

書き終わったら、あとは提出するだけ!の前に誤字脱字を確認しましょう。

せっかくの完成した感想文も、誤字脱字があると読みづらくなってしまいます。

提出前のチェックポイントは2つあります。

①表記ミス(句読点や漢字、送り仮名などの表記に間違いがないか)②表現ミス(声に出して読んでおかしい文章はないか)を確認するとよいでしょう。

最終確認として親が見てみるのも、1つの手ですね。

ママ、せっかくだから読んでみたら。

まとめ

  • 小学生が読書感想文を簡単にするためには効率的な読み方があり、付箋やメモを活用して構成に沿って書くことで簡単にできる
  • 読書感想文の簡単な書き方は、本を選ぶ→読む→構成を作る→書く→直すという5つのステップに沿って進めるだけで完結する
  • 読書感想文を簡単にするコツは、①事前に構成を確認してから読むこと②読みながらポイントとなる部分をマーキングしておくこと。
  • 読書感想文を簡単に書くために、付箋メモやノートをつかって要所を読みながらひろっておく
  • 読書感想文の構成は、①はじめ②あらすじ③感想④まとめで完結する
  • 読書感想文の構成シートは、読書感想文を書く際のアイデアや内容を整理するためのツールで、アイデアを視覚的に整理することができる比較的作成の自由度が高い
  • 読書感想文のテンプレートは、読書感想文の具体的な書き方や構成を示したフォーマットで、書く内容が決まっていることが多い
  • ①表記ミス(句読点や漢字、送り仮名などの表記に間違いがないか)②表現ミス(声に出して読んでおかしい文章はないか)を確認するとよい

読書感想文をする小学生の子どもにどう教えていいかわからなかったあなたも、読書感想文の簡単な書き方や構成についてみてきたことで、簡単にできることがイメージできたのではないでしょうか。

私自身調べたことで、小学3年生の次女が読書感想文で困っている内容を解決するサポートができました。

親の少しのサポートで子どもが張り切ってやり切ることができたら嬉しいですし、無事書き終えることができた後には、子どもの成長や達成感を得ることもできます。

調べる前の私は「読書感想文って面倒だ」と思っていましたが、調べていくうちに「意外と簡単にできるんだ」と考えが変わってきました。

小学生の読書感想文をどう簡単にしたらよいかわからなかったあなたも、ぜひ簡単にできる方法を駆使して子どもをサポートし、読書感想文をさらっとやり切ってほしいと思います。

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